フリーランスの仕事の探し方5つを比較、営業と条件交渉を誰が担うかで選ぶ
監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

📘 この記事でわかること
- エージェントからSNSや発信、取引先への直接営業まで5つの経路を、営業を誰が担うかの1本の軸で並べた比較
- 営業に割ける時間、実績を外に見せられるか、条件交渉を自分で行えるかの3点から、自分に合う経路を絞る分け方
- 契約の相手を確かめる視点と、公開の募集で6つの事項がそろっているかを読む側が見分ける手順
今の案件の終わりが1か月後に見えてきた夜のことです。ブラウザには、クラウドソーシングの募集一覧、知人からのメッセージ、エージェントの登録画面が並び、どれから手をつけるかで手が止まります。どれも間違いではないのに、全部に手を出せば開発の時間が消えてしまいそうです。手がかりは一つで、仕事の探し方は、営業を誰が担うかで選びます。
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1. 5つの経路と営業の担い手
窓口の形で分けた5つの経路
仕事の探し方は、サービスの名前で数えると何十通りにも見えます。窓口の形で分けると、大きく5つに収まります。エージェント、クラウドソーシング、知人の紹介、SNSや発信、取引先への直接営業です。この記事では特定のサービスを挙げず、この5つの類型で比べます。比べる軸を先に決めておけば、どの経路を選ぶ場面でも同じ物差しで考えられます。
エージェントは、希望条件を伝えて案件の紹介を受ける形です。クラウドソーシングは、プラットフォームに載った募集へ自分から手を挙げます。知人の紹介は、過去の取引先や仲間から声がかかる形で、SNSや発信は、書いた記事や投稿を読んだ人から相談が届きます。直接営業は、自分から取引先に連絡を取り、提案を持ち込む形です。
どの経路にも、案件が見つかるまでの手間と、見つかったあとの条件の決まり方があります。違うのは、手間を負う人です。探す手間を自分が負うのか、ほかの人に預けるのか。この違いが、毎日の開発に使える時間へ、いちばん直接に響きます。
営業を担う主体で分ける軸
ここでいう営業は、案件の候補を探す、自分の経験を相手に伝える、条件を話し合う、までの一連の動きです。この動きを自分で担うほど、案件の選択肢は自分の手で広げられます。その代わり、開発に使える時間は、営業に回した分だけ減ります。
図の作成:Remogu編集部。営業の担い手を整理したもので、統計データではありません
図1は、書き手の見立てで並べた位置です。調査にもとづく順位ではありません。同じ経路でも、使い方によって位置は左右にずれます。たとえば知人の紹介でも、条件の相談まで紹介者に任せる場合と、自分で取引先と詰める場合では、営業の担い手が変わります。
では、5つの経路は、契約の相手や条件の決まり方まで含めると、どう違ってくるのでしょうか。
2. 経路ごとの違いを並べた比較表
営業・交渉・契約の相手の比較
比べる視点は5つに絞りました。営業を誰がやるか、条件交渉を誰が行うか、契約の相手は誰か、案件が途切れたときの負担はどこに戻ってくるか、どんな人に向くか、です。どの欄も書き手の見立てで、公的な調査にもとづく数字ではありません。経路の優劣を決める表ではなく、自分の状況とどこが重なるかを見るための表として使ってください。
| 経路 | 営業を誰がやるか | 条件交渉 | 契約の相手 | 案件が途切れたときの負担 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| エージェント | 主にエージェント | エージェントが間に入る形 | 形によって変わるので確かめる | 次の案件探しをエージェントに頼める | 営業や交渉に時間を割けない人 |
| クラウドソーシング | 自分が募集に手を挙げる | 募集ごとに自分で行う | 形によって変わるので確かめる | 募集を探し直す手間が自分に戻る | 短い仕事で実績を積みたい人 |
| 知人の紹介 | 紹介者のつながり | 紹介先と直接 | フリーランス同士の取引になる場合もある | 紹介が途切れたときの空き | 人のつながりが厚い人 |
| SNSや発信 | 発信が営業の代わり | 相談してきた相手と直接 | 発注者と直接 | 発信が止まると相談も止まる | 発信を続けられる人 |
| 取引先への直接営業 | 自分 | 自分 | 発注者と直接 | 次の取引先探しも自分 | 強い取引先を持つ人 |
表の中で、いちばん読み違えやすいのが「契約の相手」の列です。エージェントとクラウドソーシングは、同じ名前の窓口でも契約の形が一つとは限らないため、「形によって変わるので確かめる」と書きました。申し込みの前に、契約書や利用規約で相手を読み取る作業が要ります。
途切れたときの負担が戻る先
案件の終わりは、どの経路でも一度は来ます。そのときの負担が、誰のところへ戻ってくるかを見ると、経路の性格がはっきりします。募集を探す側に立つクラウドソーシングや直接営業では、次の案件探しの手間が自分に戻ります。紹介やSNSでは、つながりや発信の続き具合に左右されます。
そのため、終わりが見えてから動き出す人と、案件が続いているうちに次の窓口を作っておく人とでは、同じ経路でも使い勝手が変わります。窓口を前もって作っておく方法は、別の記事で扱っています。この記事では、まず自分に合う経路を選ぶところまでを整理します。
営業を誰が担うかを軸にすると、手間の置き場所が違うだけで、どの経路にも向き不向きがあると分かります。営業や交渉を預けたい読者には、Remogu(株式会社LASSIC運営)のように、希望条件を伝えておくとエージェントが代わりに案件を探して営業する形があります。契約の相手は株式会社LASSICで、契約は準委任です。
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3. 条件ごとに向く経路の分け方

3つの問いで経路を絞る
5つの経路を全部試す必要はありません。自分の状況に3つの問いを当てると、手をつける経路が絞れます。営業に時間を割けるか。実績を外に見せられるか。条件交渉を自分で行えるか。この順に答えていくと、向く経路の見当がつきます。これも書き手の見立てによる分け方で、正解が一つに決まるものではありません。
最初の問いは、営業に割ける時間です。稼働が埋まっていて夜や休日にしか動けないなら、探す作業そのものを預ける経路が合います。次の問いは、実績を外に見せられるかどうかです。公開できる成果物や実績の説明があれば、発信や直接営業の入口として使えます。
三つ目の問いは、条件交渉を自分で行えるかです。業務の範囲、期間、報酬、支払いの時期は、話し合って決める項目です。この話し合いに慣れていれば直接の取引でも進められます。慣れていなければ、間に入る人がいる経路のほうが、話を進めやすくなります。
図の作成:Remogu編集部。状況別の向き不向きを整理したもので、統計データではありません
状況ごとの組み合わせ例
営業に時間を割けず、交渉にも自信がない場合は、エージェントが合います。希望条件を伝えれば探す作業を預けられるので、開発の時間を守りやすくなります。短い単発の仕事で実績を積みたい場合は、クラウドソーシングから入る手があります。募集の中身は自分で読み取る必要があるため、読み方は次の節以降で扱います。
人のつながりが厚いなら、知人の紹介が最短の道です。過去の取引先や仲間に、いま空いていることを伝えるだけで話が動く場合があります。一方、文章や登壇、公開できるコードがあるなら、SNSや発信が合います。ただし発信は続けて初めて実を結ぶため、短期の穴埋めには向きません。
特定の業界に強い取引先を持っているなら、直接営業が筋の通った選択です。自分で提案を組み立て、条件も自分で詰めることになるので、営業と交渉を自分の仕事として引き受ける覚悟が要ります。条件が複数当てはまる読者は、主に使う経路を一つ決め、補う経路を一つ足す形から始められます。
どの経路に決めても、最後に残るのは契約の相手です。経路ごとに、その相手は誰になるのでしょうか。
4. 契約の相手と取引条件の明示
仲介事業者と発注事業者の違い
エージェントやクラウドソーシングのように、間に事業者が入る経路では、契約の相手が見えにくくなります。公正取引委員会のパンフレットは、いわゆる仲介事業者について、単に仲介をしているだけなら発注事業者(特定業務委託事業者)には当たらないと説明しています1。
同じパンフレットは、フリーランスに再委託している場合や、実質的に業務委託をしている場合は発注事業者に当たる、とも説明しています。つまり、仲介に見える事業者でも、実際の動き方によって法律上の扱いが分かれます。どちらの形で動いているのかは、窓口の名前だけでは読み取れません。
出典:公正取引委員会「フリーランス・事業者間取引適正化等法」(2026年7月)をもとに作成
フリーランス同士でも明示義務が及ぶ場面
知人から仕事を回してもらう場面では、相手もフリーランスという場合があります。このとき、取引条件を明示する義務は、フリーランス同士の取引も対象になります。発注する側がフリーランスであっても、義務が課されると、同じパンフレットは説明しています1。
義務を負うのは、仕事を出す側です。受ける側が負うものではありません。ただ、受ける側にとっても意味があります。知人からの紹介だからと条件を口頭で済ませずに、書いた形で受け取りたいと伝える根拠になるからです。気まずさを理由に飛ばしてよい手順ではありません。
経路を問わず確かめる2点
ここまでの内容から、経路が違っても変わらない手順が見えてきます。契約の相手が誰なのかを確かめることと、条件を書いた形で受け取ることです。この2点は、エージェントでも、クラウドソーシングでも、知人の紹介でも同じ順に行えます。書面で何を確かめるかの詳細は、別の記事にまとめています。
では、公開されている募集を読むときは、何を手がかりにすればよいのでしょうか。
5. 公開の募集を読むときの確かめ方
募集情報に求められる正確さと最新性
公開されている募集を読む場面では、募集を出す側にどんな決まりがあるかを知っておくと、書かれた内容をどこまで頼りにできるかの見当がつきます。厚生労働省は、発注事業者(特定業務委託事業者)が広告等でフリーランスを募集するとき、その募集情報を正確かつ最新の内容に保たなければならないと説明しています2。法第12条にある、募集情報の的確表示義務です。
ただし、この義務を負うのは募集を出す発注事業者です。募集を読むフリーランスが負うものではありません。読む側は、この決まりを、書かれた内容を確かめるときの物差しとして使えます。
対象になる広告等の範囲
対象になる広告等の範囲について、厚生労働省は、メッセージ機能があるSNS、ホームページ、クラウドソーシングサービスのプラットフォーム等が含まれると説明しています2。義務を負うのは、ここでも募集する発注事業者です。
第2節の比較表では、SNSとクラウドソーシングを別々の経路として並べました。募集が載る場所という点では、どちらも同じ決まりの対象に含まれます。窓口が違っても、募集を読むときに見る項目は共通です。
募集に含まれる6つの事項
募集情報が誤解を生じさせる表示に当たらないために何を含める必要があるか、厚生労働省の通達は6つの事項を挙げています3。募集を行う者の氏名又は名称、住所(所在地)、連絡先、業務の内容、業務に従事する場所、報酬です。下の表は、この6つを募集を読む側の目線で、何を見るかに置き換えたものです。通達が述べているのは、募集情報に含める必要がある事項の範囲です。6つが欠けた募集をどう扱うかまでは、ここでは判断しません。
| 確かめる事項 | 募集で見る内容 |
|---|---|
| 募集を行う者の氏名又は名称 | 仕事を出す事業者が誰か、書かれているか |
| 住所(所在地) | 事業者の所在地が書かれているか |
| 連絡先 | 問い合わせができる先が書かれているか |
| 業務の内容 | どんな仕事を任されるのか、書かれているか |
| 業務に従事する場所 | 仕事をする場所が書かれているか |
| 報酬 | 報酬の示し方が書かれているか |
| 照会先(仲介事業者経由の募集) | 氏名・名称等を回答する旨と、照会先が示されているか |
6つの事項は、募集を行う者についての3つと、仕事そのものについての3つに分けて読めます。氏名又は名称、住所、連絡先で取引の相手が見え、業務の内容、場所、報酬で仕事の中身と条件が見えます。この分け方は書き手の整理です。表の最後の行は、次の見出しで扱う仲介事業者経由の募集に限った項目です。
仲介事業者を通した募集の読み方
発注事業者が仲介事業者に広告等による募集を委託する場合、通達は、発注事業者が仲介事業者に対し、募集を行う者の氏名・名称等が掲載されるよう依頼する必要があるとしています3。仲介を通す場合も、仕事を出す事業者の情報を載せる依頼が、発注事業者に求められています。
一方で、例外もあります。仲介事業者が、照会を受けたときに募集を行う者の氏名・名称等を回答する旨と、照会先を募集情報とともに示している場合です。このときは、氏名・名称等が示されていないことだけでは、誤解を生じさせる表示にはならないと通達は述べています3。仲介事業者経由の募集に限った例外です。
そのため、仲介を通した募集で発注元の社名が見当たらないときは、社名の有無だけで判断せず、照会先が示されているかを読みます。社名が伏せられているから問題だと決めつける材料にも、伏せられていても構わないと決める材料にもなりません。読むのは、照会先が募集情報とともに示されているかです。
どの事業者が仲介事業者に当たるかは、事業者の動き方によって分かれます。この記事で持ち帰るのは、6つの事項の有無と、照会先の有無を読む視点までです。募集の条件の読み方や、絞り込みの手順は、別の記事で詳しく扱っています。
公開の募集を読み比べても、希望に合うものが見つからないことがあります。Remogu(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク案件特化のエンジニアマッチングで、サイトに載っていない案件もあり、登録後にエージェントから希望に合うものを紹介します。公開の募集を読む作業と並べて、もう一つの入口として使えます。では、複数の経路をどう組み合わせると、案件の空白を減らせるのでしょうか。
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6. 経路の組み合わせと途切れへの備え

1つの経路に頼ったときの空白
5つの経路には、どれにも止まる場面があります。エージェントなら紹介の連絡が来ない時期、クラウドソーシングなら条件に合う募集が出ない時期、知人の紹介なら紹介元に余裕がない時期、発信なら更新を休んだ時期です。1つの経路だけに頼ると、その経路が止まったときに案件の空白ができやすくなります。これは書き手の見立てです。
空白ができると、開発に使っていた時間が営業に回ります。経路が2つあれば、片方が止まっても、もう片方から話が来る余地が残ります。数をむやみに増やす必要はなく、止まる場面の違う経路を組み合わせるところに意味があります。
3つの組み合わせ例
組み合わせは、主に使う経路を1つ決め、それとは別の動き方をする経路を補いに足す形で考えます。下の表に、例を3つ挙げました。いずれも書き手の見立てによる組み合わせで、効果を数字で確かめたものではありません。自分の状況に近いものがあれば、主に使う経路と補う経路の役割分担を、そのまま当てはめてみてください。
| 組み合わせ | 主に使う経路 | 補う経路 | ねらい |
|---|---|---|---|
| エージェント+SNSや発信 | エージェント | SNSや発信 | 探す作業を預けつつ、自分の名前を知ってもらう入口を残す |
| 知人の紹介+エージェント | 知人の紹介 | エージェント | 紹介が途切れた時期にも、案件の話が届く先を持っておく |
| 直接営業+クラウドソーシング | 取引先への直接営業 | クラウドソーシング | 取引先を探している間も、短い仕事で稼働を空けすぎない |
3つに共通するのは、主の経路の弱いところを、補う経路が受け止める形になっていることです。エージェントは営業を預けられる反面、自分の名前が外に出る機会は増えにくいため、発信が補いになります。知人の紹介は、紹介元の都合に左右されるので、探す作業を預けられる経路が支えになります。
補う経路を選ぶ手がかり
補う経路は、第2節の比較表にある「案件が途切れたときの負担」の列から選べます。主に使う経路で負担が自分に戻ってくる場合は、その負担を受け止めてくれる経路を足します。たとえば、発信が止まると相談も止まるなら、探す作業を預けられるエージェントが補いになります。
逆に、補う経路のほうが手間のかかる経路だと、組み合わせた結果、営業の時間が増えるだけです。補いには、主の経路より手間の小さいものを選ぶのが現実的です。案件が続いているうちに窓口を作っておく方法は、別の記事にまとめています。
では、時間、交渉、契約の相手、募集の読み方を並べたとき、自分に合う経路はどう選べばよいのでしょうか。
7. 自分に合う経路の選び方
経路を絞る4つの手順
前の節までの内容は、4つの手順に並べ直せます。最初に、営業に使える時間を見積もります。次に、条件交渉を誰が行うかを決めます。そのうえで、選んだ経路の契約の相手を確かめます。最後に、公開の募集を読むなら、6つの事項と条件の受け取り方を確かめます。
図の作成:Remogu編集部。選ぶ順番を整理したもので、統計データではありません
順番には理由があります。時間と交渉の担い手は自分の側の事情で、先に決められます。契約の相手と募集の中身は、窓口を選んでから相手の側を読む作業です。自分の事情が定まらないまま募集を読み比べても、どれを選ぶ根拠にもなりません。
契約の相手を確かめる段階では、仲介事業者が単に仲介しているだけなのか、再委託や実質的な業務委託をしているのかで、法律上の扱いが分かれる点を思い出してください1。知人の紹介では、フリーランス同士の取引でも、発注する側に取引条件の明示義務が課されます1。どちらの場合も、条件は書いた形で受け取ります。
営業を誰が担うかに戻る
案件の終わりが見えた夜に並んだタブは、どれも同じ重さの選択肢ではありません。クラウドソーシングの募集一覧は、手を挙げるところから自分の営業が始まります。知人のメッセージは、紹介元のつながりに営業の一部を預ける形です。エージェントの登録画面は、探す作業を預ける入口でした。
手がかりは最初から一つです。仕事の探し方は、営業を誰が担うかで選びます。自分で担えるだけの時間と、交渉に向き合う余力があるなら、直接営業や発信で窓口を広げられます。どちらも割けないなら、営業を任せる経路を主にして、補いを1つ足します。
営業を任せる経路の一つに、Remogu(株式会社LASSIC運営)があります。Remoguでは、希望条件を伝えておくと、エージェントが代わりに案件を探して営業します。サイトに載っていない案件もあり、登録後にエージェントから希望に合うものを紹介します。案件の90%以上がフルリモート可能です。
今夜やることは、全部の経路を試すことではありません。営業に使える時間を見積もり、主に使う経路を1つ選ぶところまでです。タブを1つ残して、あとは閉じても構いません。仕事の探し方は、営業を誰が担うかで選びます。
8. よくある質問
独立したばかりで実績が少なくても、エージェントを使えますか
使えるかどうかは、エージェントごとの条件や、紹介できる案件によって異なります。一律にお答えできる質問ではありません。ただ、実績が少ないと感じていても、これまでに担当した工程や使った技術を整理して伝えると、紹介される案件の幅が変わる場合があります。
実績の件数より、何を任されてどう進めたかを言葉にできるかが、伝わり方を左右します。これは書き手の見立てです。登録の前に、経験した工程を箇条書きにしておくと、条件を伝える場面で役に立ちます。
知人から紹介された仕事でも、条件を書いた形で受け取ったほうがよいですか
書いた形で受け取ったほうがよいと考えられます。公正取引委員会のパンフレットは、取引条件の明示義務はフリーランス同士の取引も対象で、発注する側がフリーランスであっても義務が課されると説明しています1。
義務を負うのは仕事を出す側です。受ける側から、条件を書いた形で送ってほしいと伝えるのは、決まりに沿った依頼にあたります。知人との関係を理由に口頭で済ませず、業務の範囲、期間、報酬、支払いの時期を文章で残します。
いくつの経路を同時に使えばよいですか
決まった数はありません。書き手の見立てとしては、主に使う経路を1つと、それを補う経路を1つ決めるところから始められます。経路を増やすほど、探す手間と連絡の対応も増えるためです。
2つで回してみて、空白ができる時期があれば、止まる場面の違う経路を足します。その順で増やすと、開発の時間を削りすぎずに、窓口の数を調整できます。
リモートワーク案件をお探しの方へ
Remoguは、株式会社LASSICが運営するITエンジニア・デザイナー専門のリモートワーク案件紹介サービスです。フルリモート・ハイブリッドの案件から、スキルに合うものを探せます。
仕事の探し方は、営業と条件交渉を誰が担うかを決めると選びやすくなります。フルリモートで進む案件から探してみてください。
会員登録無料 / 案件閲覧・相談は無料
※公開中の案件数は時期によって変わります。記事中の案件の傾向は執筆時点のものです。
出典・参考情報
*1 公正取引委員会「フリーランス・事業者間取引適正化等法」(2026年7月・2026年10月確認)
*2 厚生労働省「フリーランス・事業者間取引適正化等法に基づく就業環境整備のポイント」(2026年8月6日・2026年10月確認)
*3 厚生労働省「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律第12条第1項で求めている内容について」(2024年12月18日・2026年10月確認)